2016年09月09日

*妊活のための良い睡眠習慣を身に付ける! その理由

妊活力を上げるための睡眠のポイントは、睡眠ホルモンの「メラトニン」「成長ホルモン」です。

 

朝日

 

 

メラトニンは朝日を浴びてから14時間後に分泌が始まると言われています。メラトニンが分泌されることで、眠気を感じ熟睡できるようになります。

さらにメラトニンには、抗酸化作用があり、卵子の老化を防いでくれる効果があるので、妊活中の方はメラトニンをたくさん分泌させることが重要です。

 

成長ホルモンは、お肌の新陳代謝をあげてきれいにする作用や、血糖値を下げる役割がありますが、最近では卵子の質をよくするホルモンともいわれています。

 

メラトニンと成長ホルモンの分泌は、21時頃から増え始め、0時~2時頃にピークになり、その後急激に低下します。これらのホルモンは寝てすぐには分泌されません。真っ暗な部屋で入眠してから1時間くらい経って熟睡状態にならないと分泌されません。ですから上記の生活習慣が重要になるのです。

 

さらに、質の高い睡眠は、その日の肉体疲労を回復し、免疫力を向上させ、肌質を改善することはもちろん、精神的疲労をも回復し、落ち着き心の平穏を与え、また記憶の定着や整理に役立っています。

 

妊活力を上げるためには、ストレスは大敵です。精神的なダメージは一気に卵子の質を落としてしまいます

ストレス

 

 

 

仕事をしている限りストレスフリーは難しいと思いますが、質の良い睡眠を取ることで、精神的なダメージをその日に発散することができます。また質の良い睡眠が続くと、心に余裕ができ、ご主人や職場の人たちに思いやりを持って接することができます。一石二鳥ならず一石三鳥にも四鳥にもなる睡眠を大事にして下さい。

 

昼夜逆転の仕事の方や、残業が多く帰宅時間遅い方は生活習慣を大きく変えることはできないと思いますが、できる日だけでも、またできることだけでも、上記の妊娠しやすい生活習慣に近づけて妊活力を上げましょう!

次回は、冷え対策の生活習慣をお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、2年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

はり灸治療院 美潤院長 井上美生香

 

 

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