2017年01月27日

*妊活の為の食事療法 ~栄養学的食事療法・納豆~

こんにちは。院長の井上です。

 

前回は、たんぱく質の重要性をお伝えしましたが、今回は具体的な食材をご紹介します。

 

積極的(できたら毎日)取り入れて欲しい食材を理由とともにご紹介していきます。


①納豆

②脂が少ないお肉(牛ヒレ肉・牛もも肉・豚ヒレ肉・豚もも肉・鶏ささみ肉など)
③お魚 

それぞれの食材をなぜ食べた方がよいのかの理由と、摂り方をお伝えします。

まずは、納豆について、

納豆は大豆を発酵させて作られている良質な植物性タンパク質であり、発酵食品です。納豆ご飯

発酵することにより、微生物の働きが加わり、大豆だけ食べるよりも栄養価が高まります。

納豆には、ナットウキナーゼ、ビタミンB郡、納豆レシチン、イソフラボン、大豆サポニン、カリウム、トリプトファンなど、たくさんの栄養がギッシリ詰っています。

 

これらの効果をひとつひとつあげたらキリがありませんので簡潔に効果を上げると、

 

1.腸の調子を整え便秘や下痢の改善

2.女性ホルモンのバランスを保つ

3.疲労回復

4.美肌効果

5.むくみ防止

6.うつ症状の改善

 

などなど・・・

 

どんな食材も食べ過ぎるのはよくありませんが、納豆は1日1パックか2パックまでなら、毎日食べてもメリットの方が高い食材と言われています。

効果的な食べ方ですが、納豆は、発酵が進むほど効果が高いといわれており、購入してすぐよりもしばらく冷蔵庫に寝かせ、賞味期限少し前に食べる方がよいとか・・・

 

さらに冷蔵庫から出してすぐの冷たいものより、常温の方が納豆菌が増殖し栄養価が高まるそうです。a94f677d0b30e947a6e63aab2cef7288_s

料理を作る前に冷蔵庫より出して、常温になったところでよ~くまぜまぜして食べましょう!

 

調理法は、ナットウキラーゼは加熱に弱いので加熱料理には向いていません。薬味やキムチ、ゴマなどを混ぜて食して下さい。

食べる時間ですが、朝食で摂るより夕食で摂る方が、より効果が高いと言われています。

なぜなら、寝ている間に納豆の栄養素が体内で発揮されるからです。

 

冷え性や体調不良の方はもちろん、妊活中の方は、ぜひぜひ毎日の夜の食卓に納豆をどうぞ!

 

次回は、お肉(牛ヒレ肉・牛もも肉・豚ヒレ肉・豚もも肉・鶏ささみ肉など)についてお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
はり灸治療院 美潤
住所:千葉県流山市南流山4‐1‐4
KSビル1階
TEL:04-7199-3734
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆