2017年04月14日

*妊活の為の食事療法 ~栄養学的食事療法・ルイボスティー~

こんにちは。院長の井上です。

いつの間にか、だいぶ日が長くなりましたね。桜も咲き、暖かい日も増えて春だな~と感じる今日この頃です。

 

さて、前回は、人参についてお伝えしましたが、今回はルイボスティーについてです。

 

ルイボスはマメ科に属する植物で、原産国は南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈(シデールベルフ山脈)一帯にのみ育っている珍しい植物で、この山脈一帯以外では育つことが出来ないらしく、とても珍しい貴重な植物です。

 

ルイボスティーはルイボスの針葉樹のようなトゲトゲした葉っぱを乾燥させて発酵させて作られます。

 

ルイボスティーに含まれるポリフェノールは体内の活性酸素を除去して老化を食い止める働きがあり、卵子の老化防止にも役立ちます。

 

さらに、ルイボスティーには生殖器官の発達や生殖能力の維持に欠かせない亜鉛・カリウム・マンガンといったミネラル成分がたっぷり入っています。109e4efcaa6294cee872c51f0fcafc28_s

 

これらのミネラルには、体内でエネルギーを発生させて体温を上昇させる効果や、リンパや血のめぐりをスムーズにさせて、冷えを改善し、老廃物や余分な水分を排出するデトックス効果があります。

 

ルイボスのお茶を愛飲している人からは「冷え症が改善して、ポカポカするようになった!」や「足のむくみが気にならなくなり、身体が楽になった!」という声を聞きます。

 

また亜鉛には、黄体形成ホルモンの分泌を活性化させる効果があり、厚みのあるフカフカの子宮内膜を作ってくれる効果があります。

さらにルイボスティーに含まれるイソビテキシンノトファギンなどの成分は、エストロゲンと同じような効果があると言われており、まさにルイボスティーは妊活にうってつけの飲み物です。

 

前述したように、ルイボスティーは妊娠しにくい体質から妊娠しやすい体質へ体質改善してくれる効果が満載のお茶ですが、飲み方によって効果の度合いが変わって来ますので、ルイボスティーの効果を最大限に引き出す飲み方をお伝えします。

 

まず、オーガニックのルイボスティーを用意します。

 

1リットルの水にルイボスティー茶葉10g~15gを入れ20分間煮出し、濃いルイボスティーを作ります。出来上がったら冷めるまで待ち、冷やさずにホットか、そのまま常温で飲んで下さい。濃いルイボスティーは多少の渋みはありますが、慣れれば逆に美味しく感じます。

 

昼間仕事をされている方は、マイ水筒に入れ持ち歩いても良いですね。毎日、1リットル以上飲んでください。3ヶ月くらいで効果が実感できると思います。

 

ノンカフェインなので妊活中の方でも安心して飲むことができます。

 

卵子だけではなく、精子の質も上げる働きがあるのでパートナーと一緒に飲むのも良いですね。

 

次回は、妊活中、なるべく避けて欲しい食材についてお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古くから受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

 

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