2017年05月06日

*妊活の為の食事療法 ~避けたい食材:トランス脂肪酸②~

こんにちは。院長の井上です。

GWも残り1日半となりましたがいかがお過ごしでしょうか?

私は、色々な所へお出かけされた患者さまのお話をとても楽しみにしています。

是非、治療に来られた時は、楽しい思い出をたくさん聞かせて下さいね。

 

さて、前回は、トランス脂肪酸の恐怖についてお伝えしましたが、今回は、トランス脂肪酸はどんな食品に入っているのか、どんな食品を避ければいいのかについてお伝えします。

 

トランス脂肪酸を多く含む代表的な食品は、「マーガリン」「シュートニング」です。

 

マーガリンを朝食でパンに塗り、冷蔵庫に入れ忘れてしまい、置きっぱなしにしてしまっても、たとえその日が真夏の暑い日だったとしても、2070cf0cd5d3b59f3985711ddd1993dc_s真夏の直射日光がサンサンと降り注ぐ部屋だったとしても、夜帰宅し、マーガリンを確認してみたところ、マーガリンは腐らず、虫もたからず、朝のまま何の変化もなく食べられる状態をキープしているはずです。

 

トランス脂肪酸を多く含むマーガリンは、虫さえも食べない油なのです(恐)

 

では、パンに付けるのをマーガリンからバターに変えたらよいかというと、そういう訳ではありません。毎日、朝食や昼食にパンを食べている方、要注意です。

 

国産の大手製パン業者の作るパンのほとんどがトランス脂肪酸入りです。ただ、どこの業者もトランス脂肪酸の含有量を減らす努力をしているba655071d5d697d756f30480a7dc54c5_sのは確かなので、過剰に心配する必要はないのですが、できたら朝食はご飯とみそ汁の日本食が、日本人にはやっぱり合っているのだと思います

 

毎朝とはいかないまでも、日本食の日数を少しずつ増やしてはいかがでしょうか?

 

次にショートニングについてですが、ショートニングはマーガリンから水分と添加物を取り除いたものでより純度が高くなり、トランス脂肪酸の含有量ではマーガリンよりも高くなります

 

主に市販のパンクッキー揚げ物の油などに使われ「サクッ」「パリッ」とした美味しい食感はこのショートニングのお陰?です。

揚げ物が冷めて時間が経っても、カラッとした食感が保てるのでとても便利な油なのでよく使われているのが現状なのです。

 

コンビニやファーストフードで使われる揚げ油の多くはショートニングが使われている可能性が非常に高いので注意が必要です。

 

「トランス脂肪酸」は、妊娠を望んでいるご夫婦にとって、天敵ですので、マーガリンやショートニングを含む食品の摂取は、できるだけ避けましょう!

 

スーパーやコンビニの包装されているものであれば原材料を確認し、原材料の前の方に「マーガリン」や「ショートニング」と記入されている食品は避けて下さい原材料は含有量が多いものから記入されています

 

包装されていない食品(パンや揚げ物)については、お店の方に「トランス脂肪酸の入っていない食品はどれですか?」と聞いて、全商品に入っていそうならあきらめましょう!

 

次回は、カロリーゼロの飲み物、食べ物(人工甘味料が入った飲食物)ついてお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古くから受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

 

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