2017年05月19日

*妊活の為の食事療法 ~避けたい食材:白砂糖①~

こんにちは。院長の井上です。

今日は、日差しが強いですね。

5月は紫外線が多くなります。しっかりと紫外線予防をして、シミやたるみを作らないようにしたいですね。

 

さて、前回は、カロリーゼロの飲み物、食べ物(人工甘味料が入った飲食物)についてお伝えしましたが、今回から2回に分けて白砂糖についてお伝えします。48c0f4f7afea812d2b9e63fb80fcedae_s

 

以前お伝えした、妊活中にできるだけ避けたい(絶対に避けて欲しい)飲食物のうち、自販機の甘い飲み物(コーラや缶コーヒー、炭酸ジュースなど)と④白砂糖で作られるスィーツ系などの甘いお菓子や菓子パンには、大量の白砂糖が使われています。

 

甘いスイーツに白砂糖が大量に入っているのは想像がつくと思いますが、炭酸飲料や缶コーヒーは、それほど甘みを感じないので、どのくらいの白砂糖が入っているのか想像しにくいと思います。b1702c69e022189fd224921e984a0978_s

 

角砂糖は砂糖4g換算で、缶コーヒー(190ml)は角砂糖4~6個分コーラ(500mlのペットボトル)は角砂糖16個分カルピスウォーター(500mlのペットボトル)は角砂糖14個分さわやかな口当たりのポカリスエット(500mlペットボトル)でさえ、角砂糖10個分の白砂糖が含まれています。白砂糖は口にしていないと思っている方でも、500mlの清涼飲料のペットボトルを1本飲むだけで、白砂糖を大量に口にしていることになります。

 

スイーツや清涼飲料水だけでなく、和食の味付けや照りを出すのにも多く使われる白砂糖ですので、誰しもが口にしない日はないのではないでしょうか・・・

 

なぜ白砂糖が清涼飲料水やスイーツに使われるかというと、白砂糖は甘いだけで、甘さ以外の味や匂いがほとんどありません。ですから素材の味や香りを邪魔せず、甘さのみ加えることができ、甘さの加減が自由にできるので、とても重宝なのです。しかも低価格!

 

白砂糖はとても便利な調味料ですので、意識して取らないようにしないと避けられないものです。

この状況を踏まえ、白砂糖の製造過程についてです。

 

白砂糖は、作る工程において、原料となるサトウキビの不純物を取り除くために化学薬品を使い、純粋な白い結晶になるまで何度も精製され、つくられます。その課程で、大切なミネラル・ビタミン等が奪われます。つまり白砂糖は、自然界には存在しない食品添加物となります。

 

白砂糖がカラダによくないことを知っている人は多く、「自宅での料理は三温糖にしている」という方がいます。結論からいうと、三温糖は白砂糖にも負けず劣らず、避けて欲しい食材になります。

 

三温糖は薄茶色なので黒糖に近いと思っている方がいますが、三温糖は、グラニュー糖や上白糖を精製した後に残った糖蜜を数回加熱したもので、この加熱により、カルメラ成分が形成され、薄茶色になるのです。白砂糖より若干ミネラルは入っているようですが、白砂糖の代わりに使ってよいものではありません。

 

次回は、白砂糖の恐怖についてお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古くから受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

 

 

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