2016年11月25日

*妊活の為の生活習慣、ストレスフリーを心がける

こんにちは。院長の井上です。

 

昨日の雪とは打って変わって、気持ちのいい青空ですね。

空気が冷たく、乾燥していますので風邪を引かないよう気を付けたいですね。

 

さて、妊活の為の生活習慣、3つ目はストレスフリーを心がける」です。ストレス

 

妊活中の人にアンケート調査をすると、約90%の方が「ストレスを感じている」と回答したそうです。ストレスの具体的な内容は「周りの人たちからの心無い言葉」「妊娠できないことへの焦り」「自分より遅く結婚した友人からの懐妊報告」など様々。婦人科での診察や検査による緊張や痛みもかなりのストレスになっています。さらに排卵を促す薬の服用や注射の副作用によって、精神不安定になることで、様々なストレスが発生します。

 

妊活中にストレスになり、さらに不妊症に拍車がかかってしまうことを不妊治療不妊という医学的な言葉もあるくらいに、妊活中はストレスが多いのが現実です。

妊活中のストレスは、心の安定を司るセロトニンの働きを阻害してしまい、うつ病の原因となります。ですから妊活中はセロトニンを活発に分泌させることがストレスフリーに重要なカギとなります。

セロトニンを活発に分泌させる方法を紹介します。

 

「美味し~い!」と口に出して食事をする

もちろん好物を食べれば美味しいと思えると思いますが、「美味し~い!」と口に出すことが重要です。とくに食べて欲しい食材は、セロトニンの素である納豆や豆類、乳製品やお肉などのたんぱく質です。毎食1品、「美味し~い!」と心から思って、口に出して食事を楽しんで下さい。

 

    有酸素運動をする

ウォーキングやゆっくりのジョギングをすることで、一定のリズムで筋肉が緊張・弛緩を繰り返します。このリズムが心地よいと思えるとセロトニンの分泌が増えます。天気が良い日は太陽の光を浴びながら、少し汗ばむ程度に有酸素運動を楽しんで下さい。

 

    アロマの香りで癒される

好きなアロマの香りはありますか?ストレス解消や気分を明るくさせる精油はいっぱいありますが、好きな香りが1番癒されます。とくにこだわりがない方にお勧めの精油は、お花系では「ネロリ」「イランイラン」柑橘系では「オレンジ・スイート」「グレープフルーツ」ウッド系では「サンダルウッド」「ローズウッド」などです。

使い方は、

1.ティッシュに精油を2滴垂らし、空中でティッシュを振って漂わせる

2.少しぬるめのお風呂に5滴くらい垂らし、よくかき混ぜてから入浴する。

 

これらの方法以外にも気持ちの良いことをすることでセロトニンの分泌が増えますので、自分に合った気持ちの良いことを見つけて積極的に行って下さい。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、2年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

はり灸治療院 美潤院長 井上美生香

 

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はり灸治療院 美潤
住所:千葉県流山市南流山4‐1‐4
KSビル1階
TEL:04-7199-3734
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2016年11月18日

*妊活の為の生活習慣、適切なBMIと体脂肪を維持する②

こんにちは。院長の井上です。

 

今日は、少し寒さも和らいでいいお天気ですね。

 

さて、前回の続きをお伝えします。

 

適切なBMIと体脂肪より高い場合

赤ちゃんが宿る体は、太っていても痩せすぎていてもダメです。

妊活に理想的なBMIは18.525未満体脂肪は22%~27です。

 

BMIが25%以上で、体脂肪が28%以上の方も月経障害になりやすいと言われています。内臓脂肪が増えると脂肪細胞から「アディポネクチン」というタンパク質が減少します。アディポネクチンは糖尿病や動脈硬化症などの予防に効果があると言われていますが、減少すると生活習慣病になりやすいだけでなく、卵巣の皮が厚くなり、卵子がうまく育たなかったりなど不妊の原因になります。

 

さらに体脂肪が多いと体内(とくに内臓や子宮まわりなど)が冷えやすくなります。体表は冷たくないので冷えていると思っていない方が多いのですが、子宮があるお腹まわりには脂肪が多いと思いますが、脂肪には血管が通っていないので1度冷えてしまうと温まりにくい特徴があります。子宮を温めるには、お腹の奥にある筋肉を鍛えることが重要なのです。

 

BMIと体脂肪がオーバーしている方は、有酸素運動に加え、筋力トレーニングを無理のない程度に習慣化して行って下さい。とくに下半身の筋肉を鍛えることで基礎代謝がアップして体脂肪が減っていきます。日々の筋トレが重要です!理想のBMIと体脂肪に近づけて下さい。まずは1日15分の筋トレから始めましょう!

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※美潤では、ひとりひとりに合った筋トレを提案し、やり方をアドバイスしていますので、遠慮なくご相談下さい。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、2年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

はり灸治療院 美潤院長 井上美生香

 

 

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2016年11月11日

*妊活の為の生活習慣、適切なBMIと体脂肪を維持する①

こんにちは。院長の井上です。

立冬を過ぎてから、だいぶ寒さがましてきましたね。

今日は雨も降り、一段と寒く感じます。

 

さて、今回は、適切なBMIと体脂肪についてのお話です。

 

①適切なBMIと体脂肪より低い場合

赤ちゃんが宿る体は、太っていても痩せすぎていてもダメです。

妊活に理想的なBMIは18.525未満体脂肪は22%~27です。

 

女性の体脂肪率が17%を下回ると、約50%の人に月経が止まったり、月経不順(月経周期が40日以上になったり20日くらいになったり)などの月経障害が起こる可能性があります。

定期的に月経があったとしても生理痛やPMS(月経前症候群)が激しかったり、排卵障害(排卵しない)が起こったりします。これは不妊の大きな原因となります。

 

また妊娠することができても低体重児(出生時の体重が2500g未満)になりやすいということが分かっており、さらに低体重児は、将来「生活習慣病」にかかりやすいということが報告されています。
これは胎内で育つ過程で、母体からの栄養が充分でない為、「省エネモード」の遺伝子を持って生まれてくるからです。そして、排卵しにくくなるなど不妊の原因になることが最近の研究でわかっています。

 

BMIと体脂肪が下回っている方は、激しい筋力トレーニング(ダンベルや腕立て伏せなど)は止めて有酸素運動・ストレッチ・ヨガがお勧めです。BMIと体脂肪が低い方ほど、激しい筋肉運動をしたいと思っている方が多いのですが、激しい筋肉運動をすると体内に大量の活性酸素が発生し、体内の酸化が促進してしまいます。
活性酸素は卵巣や男性の精巣に悪影響を及ぼし、卵子や精巣の老化につながってしまいますので妊活中の方は激しい運動は控えて下さい。

 

次回は、BMIと体脂肪が高い場合をお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、2年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

はり灸治療院 美潤院長 井上美生香

 

 

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