2024年08月18日

~着床率を上げる方法 ①~

今回は、前回のブログ、~妊娠、出産に至るまで~の⑦「内膜は着床できる環境か」の内膜に原因があって妊娠できない場合のセルフケアのご紹介です。

内膜が原因となる1番は内膜の厚さです。

 

自然妊娠では内膜が何ミリあるのかわからずに妊活しているかと思いますが、病院通いをしている方は、排卵前の卵胞チェックで内膜の厚さを必ず聞いて下さい。着床できない原因は内膜の薄さにあるかもしれないからです。

 

病院によっては教えない方針のところもあります。私が想像するに、排卵直前で内膜が薄くても、厚くする治療法(薬や注射)などはないので、わざわざ言う必要がないと思っているからかもしれません。

 

治療法がなくても内膜が薄いと知った上で、自力で厚くする努力をすることで妊娠率は高まります。

着床に充分な厚さとふかふかな内膜を目指しましょう!

 

まず着床しやすい内膜は何ミリ以上だと思いますか?

着床できる内膜の厚さは、8㎜~14㎜と言われています。

中でも10㎜~12㎜で着床率が高いというデータがあります。

ただ7㎜以下でも、15㎜以上でも着床できない訳ではないので、先生によってはあまり重要視しないこともあるようです。

 

子宮内膜の厚さは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量によって変わります。

 生理が終わり、古い内膜が剝がれると、卵巣の中にある卵胞がエストロゲンを分泌することによって、子宮内膜が増殖し、だんだん厚くなっていきます。

排卵後はプロゲステロンにより、厚くなった内膜を維持し、着床しやすい状況を保ちます。

 

また体内の血流を良くすることで、内膜が厚くなるとも言われています。

2つ女性ホルモンの分泌量を増やし、カラダを冷やさず、血流を良くすることが内膜を厚くし、着床率を高めるポイントとなります。

 

次回は具体的な食事、サプリ、生活習慣をお伝えします。

 

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