2024年08月28日

~着床率を上げる方法 ②~

 

前回の続きです。

内膜を厚くするための食べ物としては、

・ビタミンB群:ビタミンB群には、エストロゲンの産生を促進する効果がある。

とくにビタミンB6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12などです。

・タンパク質:血流を良くし、内膜を厚くする効果がある。

 

内膜を厚くする生活習慣

・ウォーキング:早歩きで1日8,000歩以上

・入浴:シャワーだけで済ませずバスタブで入浴する

・睡眠:最低でも6時間以上、理想は7時間(夜11時には布団に入る)

・食事:仕事をしながら、パソコンしながらの食事はしない、ゆっくりよく噛んで食べる

・自律神経:自律神経の乱れは血流を悪くする、特に交感神経優位状態が長くなると血流不足により内膜が厚くならない。積極的に楽しいことや気持ち良いことを体験しましょう

 

着床率を上げるのは、内膜だけでなく、着床しやすい環境が必要です。

ビタミンDが不足すると着床しにくくなり、胎盤の形成が不十分になるという報告があります。

ビタミンDは、日本人の9割が基準値よりも低いと言われています。ビタミンDは食事だけでは、基準値を維持しにくいと言われていますので、妊活している方は、サプリメントで補うことが重要だと言われています。

 

奥の手がもうひとつ、内膜を厚くし、着床しやすい環境にするサプリがあります。

それはアルギニンです。アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸のひとつです。

アルギニンは、子どもの場合体内で合成できない為、必須アミノ酸に分類されます。

大人では体内で合成できますが、実際には不足しやすい成分です。

 

血管を広げ、血流を改善することから、女性では子宮内膜を厚くする効果や冷え性の予防に効果が期待されます。

男性では、精子の原料となり精子数を増やし、運動率を向上させる働きがあります。

しかしこれらの効能は有効性が医学的に確定しているものではありません。

 

また、ヘルペスウイルスを持っている(罹ったことがある)人はアルギニンをサプリとして服用するのには注意が必要です。

アルギニンは、ヘルペスウイルスのエサになる栄養素なので増殖する(発症する)可能性があります。

 

ヘルペスウイルスを増殖させずに、アルギニンの効果を出すには、リジンというアミノ酸を併用して服用することが良いと言われています。

リジンはアルギニンとの拮抗作用によって、ウイルスの増殖を防ぎます。

ポイントは、アルギニンより少し多めにリジンを服用することです。

 

内膜が薄くて着床がうまくいかない人は、試す価値はありそうです。

人によって効果効能は違いますので、自分でも調べた上で、服用するか判断して下さい

ヘルペスウイルスに今まで罹ったことがない方でも、アルギニンの服用でヘルペスを発症する方もいますので、注意が必要です。

 

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