2015年11月22日

不妊に悩む人が増えた理由

不妊治療について

その1 【不妊に悩む人が増えた理由】

 

 

今回からのシリーズで、不妊で悩んでいらっしゃる方への応援メッセージをお伝えさせて頂きます。

日常生活に取り入れられるセルフケアやアドバイスもお伝えしていきます。

まだ先の話!と思ってらっしゃる方も、赤ちゃんができない!ってなってからでは遅いです。

ぜひ、ご一読下さい。

 

 

 

この何年かで医療の進歩により、不妊の為にクリニックを来院し、高度生殖医療で妊娠を目指す方が増えています。

 

高度生殖医療は、保険が適応とならない自由診療になりますので、各クリニックによって診療料金が異なり、かなり高額になります。

 

自治体より助成金が受けられますが、料金や回数に制限がありますので自己負担がかなりの金額になるのは間違いありません。

 

高い治療費を支払っても赤ちゃんが欲しいというご夫婦が増えている現実…

 

適齢期の人口が減っているにも関わらず、不妊に悩む方が増えている現実…

 

 

不妊で悩む方が増えたのはなぜなのか…私なりの考えを述べさせて頂きます。

 

 

ひと昔前のOLといえば、コピーやお茶くみ、男性社員の補佐などが主な仕事で、将来の旦那さまを探すためになるべく一流企業への入社目指し、寿退社を夢見ていた為、腰掛け社員と言われていました。

 

 

1986年に男女雇用機会均等法が施行してからは、女性の働き方が徐々に変化し、今では女性の活躍がめざましくなりました。

 

女性がやりがいを持って仕事に打ち込める時代となり、能力を持ったキャリアウーマンたちは、結婚・出産適齢期あたりの年齢(25才~35)が一番仕事へのやりがいを感じ、結婚や出産を後回した為に、婚期や出産時期がどんどん遅れてしまうことになりました。

 

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やっと最近になり、育児休暇を認める企業が増えてきましたが、企業や部署によっては、暗黙のプレッシャーにより、女性が妊娠する時期を計算し、なるべく職場に迷惑をかけないようにしなければならない現実もいまだに存在しています。

 

仕事を夢中でしていて、気が付いたら30代半ば…

婚活して、無事に結婚!

赤ちゃんが欲しいと思うのは30代後半か40代……

 

不妊に悩む女性が増えたのは、女性たちの働き方が変わり、晩婚化や仕事のストレスなどの影響だといわれています。

 

晩婚化やストレスは、知らぬ間に、女性ホルモンの不安定や卵巣や子宮内に悪影響を及ぼし、いざ赤ちゃんが欲しいと思ってもなかなかできない…となっています。

 

さらに不妊の原因の4割は男性が原因と言われており、男性もノルマに追われたり、人間関係のストレス、昼夜逆転した職場などにより、精子の数が少ない、また元気がない、奇形の精子が多いなど、精子に悪影響が出ていると言われています。

 

ですから現代社会には、男女共に、自然妊娠ができにくい原因がいっぱい潜んでいるのです。

 

しかし妊娠する為に、ストレスがない働き方をしたくても会社を辞める訳にはいきません。

 

今の生活環境は変えずに、ちょっと心構えを変えるだけで妊娠しやすいカラダを目指す!

をテーマにアドバイスできたらと思います。

 

 

次回は、不妊の原因となっている意外な身近なこと、ちょっと気にするだけで軽減できる不妊の原因をお伝えします。

 

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