2015年12月06日

妊活と冷え体質改善の食事療法①

不妊治療について

 

その4不妊の意外な原因とその対策

~東洋医学的食事療法~

 

 

前回までのお話しで、交感神経優位状態と冷え体質が不妊の主な原因で、交感神経優位状態の改善方法と冷え体質の改善方法のうち生活編をお伝えしました。

 

今回は、冷え体質の改善方法としての東洋医学的な食事療法をお伝えします。

 

 

東洋医学では、医食同源という言葉があります。

「食事は医療と同じ効果をもたらす」すなわち、食材や食事の摂り方によっては、にもなるし、にもなる。という意味です。

 

食事から、体のエネルギーや熱の素、さらに免疫力ホルモンなど生きる為に必要な素材が作られます。さらに妊娠に必要体内環境を作るのにもとても重要です。

 

現代日本は飽食の時代です。いつでも好きなだけ、食事ができます。

それ故に、日本人は食に対して無関心だったり、不規則だったりと、食事をないがしろにしがちです。

 

 

妊活の為、はもちろん、健康に生きるための正しい食生活をお伝えします。

 

 

食材には、体を温める食材と冷やす食材があります。

 

東洋医学の薬膳での考え方では、

主に、体を温める食事は、

 

寒い地方で採れる食材の料理

寒い季節に採れる食材の料理

*温かい料理

 

 

逆に、体を冷やす食事は、

 

暑い地方で採れる食材の料理

暑い季節に採れる食材の料理

*冷たい料理

 

 

具体例としては、人参や山芋、さつまいものような根菜や香辛料は体を温める食材、コーヒーやバナナなど南国の食材、トマトやきゅうりのような夏が旬の野菜は、体を冷やす食材です。

例外もいっぱいあります。

例えば、大根は根野菜なのに大根おろしやサラダで食べると冷やす食材になりますが、煮たり、炒めたりして温かい料理にすると、体を冷やさなくなります。

 

 食材

 

その他、食材の色が黒いもの赤いものは、温める作用があり、白いもの青や緑のもの冷やす作用があるとも言われていますが、例外もありますので一概に言い切れません。

 

詳しくは知りたい方は、美潤にお問い合わせ頂くか、ネットでお調べ下さい。

 

 

もちろん、冷え体質だからといって、体を温める食事だけを食べれば健康になれるという訳ではありません。

 

東洋医学的な食事療法は、五味、五色、を片寄らずに食べる、さらに季節に応じた地元の食材三食、同じ時間に定期的に食べることが健康になる食事療法としています。

 

 

ただ、食に対しての様々な研究が進む現代では、昔に確立した理論である東洋医学的な考え方の食事療法は、現代では通用しないこともいっぱいあります。

 

健康に、そして妊活の為の食事療法は、現在証明されている栄養学も参考にする必要があります。

 

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次回は、栄養学についてお伝えします。

 

 

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