2015年12月24日

妊活と冷え体質改善の食事療法③

不妊治療について

その6 不妊の意外な原因とその対策

~栄養学的食事療法~

 

 

前回は、積極的に、できたら毎日食べて欲しい食材と、なるべく食べるのを避けて欲しい食材があるとお伝えしました。

今回は積極的に食べて欲しい食材【理由と食べ方】についてお伝えします。

 

①納豆

納豆は大豆を発酵させて作られている良質な植物性タンパク質であり、発酵食品です。

発酵することにより、微生物の働きが加わり、大豆だけ食べるよりも栄養価が高まります。

 

納豆には、ナットウキナーゼ、ビタミンB郡、納豆レシチン、イソフラボン、大豆サポニン、カリウム、トリプトファンなど、たくさんの栄養がギッシリ詰まってます。

これらの効果をひとつひとつあげたらキリがありませんので簡潔に効果を上げると、

 

   1.腸の調子を整え便秘や下痢の改善

 

   2.美肌効果

 

   3.疲労回復

 

   4.女性ホルモンのバランスを保つ

 

   5.むくみ防止

 

   6.うつ症状の改善

 

などなど・・・(興味がある方はお調べ下さい)

 

どんな食材も食べ過ぎるのはよくありませんが、納豆は1日1パックか2パックまでなら、毎日食べてもメリットの方が高い食材と言われています。

納豆2

 

効果的な食べ方ですが、納豆は、発酵が進むほど効果が高いといわれており、購入してすぐよりもしばらく冷蔵庫に寝かせ、賞味期限少し前に食べる方がよいとか・・・

さらに冷蔵庫から出してすぐの冷たいものより、常温の方が納豆菌が増殖し栄養価が高まるそうです。

料理を作る前に冷蔵庫より出して、常温になったところでよ~くまぜまぜして食べましょう!

 

調理法は、ナットウキラーゼは加熱に弱いので加熱料理には向いていません。薬味やキムチ、ゴマなどを混ぜて食して下さい。

 

食べる時間ですが、朝食で摂るより夕食で摂る方が、より効果が高いと言われています。

なぜなら、寝ている間に納豆の栄養素が体内で発揮されるからです。

 

冷え性や体調不良の方はもちろん、妊活中の方は、ぜひぜひ毎日の夜の食卓に納豆をどうぞ(^^)d

 

納豆ご飯

 

 

 

次回は、お肉やきのこ類についてお伝えします。

お楽しみに~ (^^)b

 

 

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