2015年12月26日

妊活と冷え体質改善の食事療法③-Ⅱ

~前回からの続きです。~

 

前回は積極的に食べて欲しい食材【理由と食べ方】の中から【➀納豆】についてお伝えしましたが、今回は②お肉③きのこについてお伝えしていきます。

 

 

 

②脂が少ないお肉(赤身のお肉や鶏肉)または魚

 

これらは良質なタンパク質ですが、良質なタンパク質は、筋肉や臓器の構成成分として重要です。

また様々なホルモンの原料ともなっています。

さらに、タンパク質は血の源です。貧血の方、冷え性の方、妊活の方には積極的に食べて欲しい食材です。

 

ステーキ

 

とくに赤身肉には良質なタンパク質の他、鉄分・Lカルニチン(脂肪燃焼細胞)などが豊富に含まれ、さらに低カロリーです。

数多くのタンパク質の中でも、血の素には赤身肉1番有効と言われています。

冷え性の方や妊活中の方体内の血を増やす必要がありますので、積極的に食べて欲しい食材なのです。

 

脂の乗ったお肉は柔らかくて美味しいですが、脂身は血の素にはならず、高カロリーです。

さらに脂身の多い肉は、消化に時間がかかり、体内を温めるエネルギーを消化の為に大量消耗してしまうので、冷え性や妊活中の方にはあまり向きません。

 

赤身肉が好きじゃない方は、鶏肉のささみ肉も筋肉や血の素になる良質なタンパク質です。お肉嫌いの方にも食べやすい食材だと思います。

お魚は、良質なタンパク質が豊富な上、亜鉛とオメガ3豊富に含みます。これらは、生殖機能の働きを高める効果があります。

 

また、良質なタンパク質が血や筋肉の源になるには、きのこ類や野菜、海藻類などに豊富に含まれるビタミン類ミネラル必須です。

タンパク質・ビタミン・ミネラルバランス良く摂取することで、体内エネルギーを増やし、冷え性を改善しましょう(^^)d

 

 

 

③きのこ類

 

ボリューム満点な料理にしても、低カロリーなきのこ類には、ミネラルビタミンDなどの栄養分がたっぷりと含まれています。

ミネラル微量でも骨や体をつくり体の調子を整え、感情をコントロールする効果や疲労回復にも役立つ大事な成分です。

ビタミンDは筋肉を活性化したり、カルシウムの吸収を助け肥満予防ガン予防骨粗しょう症予防効果があります。

 

妊活中には積極的に摂取したい栄養素です。

 

 

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効果的な調理方法は、加熱を短時間にすると有効成分が摂りやすく、香りや歯ごたえが残り美味しく食べられます。

 

 

前回もお話しましたが、これらの食材だけ食べるのではなく、バランスよく摂ることでそれぞれの素材が持っている効果を最大限に発揮させることができます。

現代では、調理法などはネットですぐに検索することもできますので、是非これらの食材を使ったバランスの良い食事を目指してください!!

 

次回は、④野菜⑤果物についてお伝えします。

 

 

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