2016年12月11日

*妊活の為の生活習慣、いつも笑顔をこころがける②

こんにちは。院長の井上です。

12月に入り、寒さが一段と増している感じですが、札幌では15年ぶりの大雪だそうですね。

どおりで寒いわけだと一人納得しております・・・。

師走の忙しい時期、皆さんも風邪を引かないよう十分気を付けてくださいね。

 

 

さて、前回からの続きです。

     

    3.自律神経のバランスが整うcb6a37f8e048f29a6295ccdafeb3aae0_s

自律神経には緊張感などを司る交感神経とリラックスなどを司る副交感神経の2種類あります。仕事中は交感神経が優位となり、自宅に帰ってからは副交感神経が優位となることで、自律神経のバランスがとれ、1日の疲れはその日になくし、次の日はまた元気に仕事ができます。

ストレスの多い状況では、自宅に帰っても交感神経が過剰に優位な状態となり、心身ともにリラックスできず、寝床に入ってもなかなか眠れなかったり、眠りが浅かったりして、起床時にすでに疲れていたり、寝ても寝ても眠かったりなどの症状が出ます。このような症状が長く続くと自律神経失調症などの病気を引き起こしてしまう可能性があります。

交感神経が優位な仕事中でも、笑顔でいることや笑うことは副交感神経の働きを活発化されるので、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがしやすくなり、自宅に帰ってからはリラックス状態に切り替わり、夜はぐっすり眠れ、質の良い睡眠となり、自律神経のバランスを取り戻させる効果があります。

     

    4.プラス思考になる

脳内ホルモンであるエンドルフィンには、幸福感を増進させたり、痛みや不安などの感覚を抑える働きがあります。笑顔にはこのエンドルフィンの分泌を促進する効果があると言われています。

笑顔でいることで、不安感がなくなり、前向きな気持ちで仕事や家事などに取り込むことができます。

     

    5.胃腸が強くなる

笑顔や笑いには新陳代謝を活発化させる効果がありますが、これによって生じた血流量の増加により胃腸の活動を活発化させるのです。

また、胃や腸は副交感神経が優位な状態となったとき消化や吸収などの働きを活発化させる特徴があり、笑顔や笑いには副交感神経を活発化させる効果もあります。

さらに、笑顔や笑いは便秘症に対して高い効果を発揮することが知られ、笑顔の多い生活を送っている人は便秘になりにくいとも言われています。

さらにさらに、腸には脳内ホルモンの一種で「幸せホルモン」との別名も持つセロトニンの分泌を促す働きがあります。

つまり笑いによって腸の機能が向上されると同時に、セロトニンの分泌量が増大し、精神的にも幸せな気持ちになることができるのです。

 

次回は、いつも笑顔を心かげる③をお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

はり灸治療院 美潤院長 井上美生香

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