2017年01月06日

*妊活の為の食事療法 ~東洋医学編~ 

新年あけましておめでとうございます。

 

今年も皆さまにとって、良き年になりますように心よりお祈りいたしております。

 

昨年に引き続き、妊活応援ブログをお伝えいたします。

良い習慣も悪い習慣もちょっとしたことの積み重ねです。このブログを参考に、カラダに良い習慣を身に着けてい
ただき、健康で元気に!そして妊娠しやすいカラダ作りを目指しましょう!

 

さて、今回は、冷え体質の改善方法としての東洋医学的な食事療法をお伝えします。

東洋医学では、医食同源という言葉があります。

「食事は医療と同じ効果をもたらす」すなわち、食事は医療(薬)と同じくらいカラダに良い影響をもたらすが、食材や食事の摂り方によってはにもなる。という意味です。

 

現代日本は飽食の時代です。いつでも好きな物を好きなだけ、食べられます。

それ故に、日本人は食に対して無関心だったり、不規則だったりと、食事をないがしろにしがちです。

食事から、体のエネルギーや熱の素、さらに免疫力ホルモンなど生きる為に必要な素材が作られます。さらに妊娠に必要体内環境を作るのにもとても重要です。

 

妊活の為、はもちろん、健康に生きるための正しい食生活をお伝えします。

 

食材には、体を温める食材冷やす食材があります。

東洋医学の薬膳での考え方では、

主に、体を温める食事は、

寒い地方で採れる食材の料理b707eafabf485c7290d36f693a69f6a9_s

寒い季節に採れる食材の料理

*火を通した、温かい料理

 

逆に、体を冷やす食事は、

暑い地方で採れる食材の料理

暑い季節に採れる食材の料理

*冷やしたりした、冷たい料理

 

具体例としては、

人参や山芋、さつまいものような根菜香辛料体を温める食材、

コーヒーやバナナなど南国の食材、トマトやきゅうりのような夏が旬の野菜は、体を冷やす食材です。

 

例外もあります。

例えば、大根は根野菜ですがカラダを冷やす食材なので、大根おろしやサラダで食べるとカラダは冷えてしまいます。しかし煮たり、茹でたりして温かい料理にするとカラダを冷やさなくなり、さらに香辛料(生姜や唐辛子など)を入れることでカラダを温める料理になります。

 

その他、食材の色が黒いものや赤いものは、温める作用があり、白いものやのものは冷やす作用があるとも言われていますが、例外もありますので一概に言い切れません。

 

詳しくは知りたい方は、美潤にお問い合わせ頂くか、ネットでお調べ下さい。

もちろん、冷え体質だからといって、体を温める食事だけを食べれば健康になれるという訳ではありません。冷やす食材にも妊活に重要な栄養はいいっぱいあります。

 

東洋医学的な食事療法は、五味(酸っぱい・苦い・甘い・辛い・塩からい)、五色(青・赤・黄・白・黒)片寄らずに食べる、さらに季節に応じた地元の食材三食、同じ時間に定期的に食べることが健康になる食事療法としています。

 

ただ、食に対しての様々な研究が進む現代では、昔に確立した理論である東洋医学的な考え方の食事療法は、現代では通用しないこともいっぱいあります。

健康に、そして妊活の為の食事療法は、現在証明されている栄養学も参考にする必要があります。

 

次回は、栄養学についてお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古来から受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

院長 井上 美生香

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はり灸治療院 美潤
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