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はり灸治療院 美潤
*妊活の為の食事療法 ~栄養学的食事療法・人参~
こんにちは。院長の井上です。
新年度も始まり、だんだんと暖かい日が増えてきましたね。桜も見ごろを迎えていますが、今日はスッキリしないお天気で残念です。
さて、前回は、コエンザイムQ10についてお伝えしましたが、今回は人参についてです。
妊活中の方にぜひ積極的に食べて欲しい野菜である人参についてお伝えします。
人参には特にβ-カロテンが豊富です。β-カロテンは抗酸化作用が高いので、卵子の老化を阻止する効果があります。さらに細菌に対して免疫力を高める効果が高く、血圧を下げ、血を増やす効果があります。
東洋医学的にも、五臓を温め、免疫力を高める食材として、食べる薬と言われ、昔から重宝されてきました。免疫力を上げることで、風邪の予防、血圧安定、貧血予防、冷え体質改善、乾燥肌、便秘改善、むくみ防止、美肌効果などなど、たくさんの薬効があるとされ、薬膳料理にも欠かせない食材のひとつです。
人参の食べ方ですが、生で食べるより、油と一緒に摂取した方がβ-カロテンの吸収が高まります。β-カロテンはとくに皮に多く含まれるので、よく洗って皮ごと油で調理すると効率的です。
人参は、どんな種類の炒め物に加えても、味を損ねることなく美味しく頂ける食材ですので、常備野菜として便利ですね。
あともう1つ、最近、妊活中の方々に今人気の「人参りんごジュース」をご紹介します。
別名「妊娠ジュース」と言われているジュースです。
ジュースなので生になりますが、生の野菜や果物には食物酵素である消化酵素やビタミン群、ミネラルが豊富に含まれています。もちろん抗酸化作用も期待できます。
ただ、生の人参には、ビタミンCを破壊する酵素もありますので、人参、りんごの他、グレープフルーツやレモンを加えて下さい。ビタミンCを破壊する酵素の働きを抑えることができます。生の果物を毎回入れるのは大変なので、グレープフルーツやレモンのエキスを加えてもよいと思います。
人参りんごジュースは、空腹時に飲むと消化酵素が働き、食事の消化を助けてくれます。なので、朝食の前に飲むか、夕方の小腹が空いた時間に飲むのが効果的です。
人参をサラダとして食べる場合は、油や酢が入ったドレッシングをかけて食べることで、ビタミンCを破壊する酵素の働きを抑えられます。ぜひお試し下さい。
次回は、ルイボスティーについてお伝えします。
※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古くから受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。
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はり灸治療院 美潤
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