2017年05月12日

*妊活の為の食事療法 ~避けたい食材:人工甘味料~

こんにちは。院長の井上です。

 

楽しい連休も終わりましたが、休み疲れが抜けないという方も多いのではないでしょうか?

気温がどんどん上昇して夏日になる日もある今頃は、疲れも抜けきらないことが多いです。

今日も暑くなるようなので、熱中症にならないように、水分をしっかり補給してくださいね。

 

さて、前回は、トランス脂肪酸はどんな食品に入っているのか、どんな食品を避ければいいのかについてお伝えしましたが、今回は、カロリーゼロの飲み物、食べ物(人工甘味料が入った飲食物)についてお伝えします。ショートケーキ

 

女性なら、妊活中でなくても、常にダイエットを意識している方は多いはずです。正しいダイエットは、たんぱく質を中心に栄養は充分摂りつつ、筋トレや有酸素運動などをして、摂取カロリーより消費カロリーを増やすこと

運動量が足りないからといって、摂取カロリーを制限するダイエットはよくありません。とくに甘い飲み物やスイーツが好きで止められない方が飛びついてしまいがちな、カロリーゼロ(人工甘味料)の飲み物やスイーツには大きな落とし穴があります。c2343c291ee72ad3193cbe5e633235a1_s

 

砂糖の200倍の甘さがありながらカロリーゼロという魔法のような人口甘味料は、発見、開発されてから、現代人の「食べたいけど太りたくない」という希望を叶えてくれる救世主となり、人工甘味料が含まれるカロリーオフの商品がたくさん出回るようになりました。しかし人口甘味料として使われているスクラロースアスパルテームは、健康にとって大きなリスクがあることが分かってきました。

 

研究報告をした京都府立大の北條康司助教授(食環境安全性学)は以下の内容を発表しました。

「アスパルテームを毎日1回投与したマウスと水だけを与えたマウスを比較したところ、形が正常で直進する『元気な精子』の率は、水だけのマウスが平均25%だったのに対し、投与したマウスは16%前後しかなかった。しかも動物に影響がないとされるレベルの1/1000の量で精子に障害が起きています。同じ哺乳類の人間の精子にもごく微量で影響がでそうです。早急に使用基準を設けるべきです」と・・・

 

精子に影響があるというだけでなく、

 

女性の不妊の原因となるプロラクチンが分泌される

 

早産の危険性が上がる

 

胎児の先天性障害

 

など、妊活中や胎児へのリスクは少なくないようです。「カロリーオフやゼロなどの商品が巷に溢れるようになりだした時期から、不妊症に悩む夫婦が増えたのは偶然とは思えません。」と訴える人もいます。

 

スクラロースは、アスパルテームのように、妊活のリスクは報告されていませんが、アスパルテームと同等の毒性を有するという報告が様々なところから発信されています。

 

これらの人口甘味料は、様々な健康障害の原因になるとの報告がありますが、他の化学調味料同様、人口甘味料も歴史はまだまだ浅く50年足らずです。ですから本当に規制すべきものなのかどうかさえ分からないのが現状です。

 

それであれば、妊活中や妊娠中、そして乳幼児期だけでも、避けた方が良いと思います。

 

トランス脂肪酸同様、原材料にこれらの人工甘味料が記入されている飲み物や食べ物は食べないように努力して下さいね。

 

次回は、白砂糖についてお伝えします。

 

※このブログでは、子宮や卵巣、ご主人の精子にも原因がないにも関わらず、1年以上赤ちゃんが授からない方に、妊娠しやすいカラダ作りの生活習慣を身に付けていただけるよう、古くから受け継がれている東洋医学の考え方や最新の不妊治療の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。

 

 

 

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