2024年03月05日

~卵子の質を良くする方法①~:染色体異常の卵子を少なくする方法

残念ながら、染色体異常の卵子はある一定数存在してしまいます。そして高年齢になればなるほど、その割合は多くなってしまいます。

ただ当院(はり灸治療院美潤)の患者さまの中でも40代半ば以降に無事に元気な赤ちゃんを出産された方は多くいらっしゃいますし、逆に30代でも染色体異常だったのであろう流産を経験されている方もいらっしゃいます。ですから一概に高年齢だけが染色体異常の原因ではありません。年齢関係なく、染色体異常の卵子を減らす生活を心がけることで高年齢でも無事に元気な赤ちゃんを出産することは可能です。

 

卵子が染色体異常になる1番の原因と言われているのは、細胞レベルの酸化です。

呼吸での酸素の一部が活性酸素(注1)になりますが、活性酸素は本来ウイルスや細菌を撃退する働きがあり体内では重要な役割があります。

(注1)活性酸素とは呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になることで、生命活動に欠かせないDNAやタンパク質といった物質を傷つけてしまう物質のこと

しかし高年齢、ストレス、寝不足、疲れが取れないなどで、体内に活性酸素が排出されるよりも増える方が多くなると細胞レベルの酸化が進んでしまいます。

美容業界では良く出てくる用語になりますが、鉄が錆びるのもリンゴが赤くなるのも細胞レベルの酸化です。活性酸素が増え過ぎると肌にシミ、シワが増え老けて見えますので、美容の大敵にもなっています。

見た目が若々しい方は卵子の細胞も若いので、染色体異常率は低いということになります。

 

結論として、卵子の質を高めるには活性酸素を適度に排出させて体内に増え過ぎない生活習慣を行うことで流産率を減らすことができます。

前述しましたが、活性酸素が増える原因は、ストレス、寝不足、疲れが取れない、その他、日焼け、添加物の多い食事、たばこ、過度なアルコールなどなので、まずはこれらを改善すること。そして抗酸化作用の高い食品を食べることになります。

・ポリフェノール(アサイー、ブルーベリー、ストロベリーなど)

・リコピン(トマト:トマトもリコピンは熱にも強いので料理やトマトジュースでもOK

・ビタミンC(パプリカなどの緑黄色野菜)

・ビタミンE(無塩アーモンドなどのナッツ類)

他にもたくさんありますので、意識して毎日の食事に取り入れて下さい。

 

追記:自然妊娠(タイミング法や人工授精)ではもちろんのこと、体外受精でも染色体異常の卵子または精子を除き受精させることは大変難しく、確実に正常な受精卵を移植するには、採卵、受精、培養を経て、胚盤胞になった状態で組織を取り出し染色体の検査をする必要があります。この検査をPGT-Aと言います。かなり金額がかかりますので、充分理解して行う必要があります。

 

 

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