2024年06月03日

~妊活初期の詳しい検査内容 ①~

※卵胞期(排卵前)の血液検査によるホルモン検査(基準値はおおよその数値)

・FSH(卵胞刺激ホルモン)

D2~D5の基準値は5~10 高値になるほどE2が低く、卵胞が育ちにくい

 

・E2(エストラジオール)

D2~D5の基準値は1050 100を超えると前周期の卵胞が排卵できずに残って

いる(遺残卵胞)可能性がある。

 

・LH(黄体刺激ホルモン)

D2~D5の基準値は1.415 理想は10以下 LHFSHの場合はPCOSの可能性

排卵前の基準値は40100 高くなると排卵間近のサイン

 

・PRL(プロラクチン)

月経周期のいつでも可能な検査で常に15以下 理想は10以下

乳汁の生産、分泌を調整するホルモンで、妊娠すると高値になる

妊活中に数値が高いと高プロラクチン血症と診断され、排卵障害や黄体機能不全に

よる月経不順が起こる。数値が15以上あれば専門医の診断が必要となる。

 

・テストステロンまたはアンドロステジオン(男性ホルモンのひとつ)

月経周期のいつでも可能な検査で常に0.20.6

どちらかが高値だとPCOSの可能性があるが、他の検査と併せて診断される

 

・AMH(抗ミュラー官ホルモン)検査(AMHについて ブログ14参照)

月経周期のいつでも可能な検査 卵子の在庫数がわかる検査で数値が低いと卵子の

在庫数が少ないとされる。40歳以下で1.0以下になると早発閉経の可能性

高いとPCOSと診断される

 

・甲状腺刺激ホルモン(TSH

月経周期のいつでも可能な検査で、妊娠前~妊娠初期(13週まで)で2.5以下

嵩いと妊娠率が低くい、または流産率が高くなる

 

・風疹抗体検査

妊娠中に風疹にならない為に、抗体が少ない場合はワクチン接種をする

 

・クラミジア抗原検査とクラミジア抗体検査

クラミジア抗原検査は現在感染しているかの検査で、抗体検査は過去に感染したかを確認する検査

 

現在感染していた場合、パートナーも感染している可能性が高いので2人で治療

することが必要となる。

過去にクラミジアに感染していた場合、卵管が閉塞することがあり、自然妊娠や

人工受精での妊娠率が低くなる

感染した状態で妊娠すると、流産や早産の可能性が高くなる

 

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